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八戸10の物語
3 八戸三社大祭

八戸三社大祭2017 受賞山車一覧

 八戸三社大祭では、出演する27の山車について、27名の山車組審査員と9名の一般審査員が審査を行います。八戸三社大祭の山車は各町内の人々によって製作されますが、関係者たちの受賞にかける思いは強く、切磋琢磨が製作のモチベーションとなっています。

 このページでは、趣向を凝らした八戸三社大祭2017の27台の山車の中から、受賞山車をご紹介します。

十一日町龍組

最優秀賞 十一日町龍組:龍宮王女 乙姫と俵藤太秀郷~大ムカデ退治の場~

 琵琶湖の龍宮に住む龍宮王女 乙姫より三上山から襲来する大ムカデを退治してほしいと依頼を受けた藤原秀郷(通称:俵藤太秀郷)が、龍宮城に襲来した大ムカデを退治する場面です。十一日町

 

吹上山車組

優秀賞 吹上山車組:~初夢狂言 一富士二鷹三茄子~ 矢の根五郎と七福神

 歌舞伎十八番の内の矢の根の場面。正月の相模国の古井の庄、曽我家で曽我五郎時致が矢の根をとぎながら、七福神を数え上げて悪態をついていると、大薩摩主膳太夫が年始の挨拶に訪れ、年玉として扇子と宝船の絵を置いていく。下段には正月を祝う子供や七福神らを配置した。また、初夢に見ると縁起がいいと言われる一富士二鷹三(いちふじにたかさん)茄子(なすび)も配置しました。

吹上

 

朔日町附祭

優秀賞 朔日町附祭:八戸三社祭神 吉祥祝いの宴

 三社祭神である天照大御神、法霊大明神、新羅三郎義光の三柱を中心に、八幡神や弁財天などといった八戸にまつわる神々や、五穀豊穣を寿ぐ三番叟に扮した神猿をはじめとする神使である瑞獣・動物たちにより催される祝いの酒宴を題材とした創作山車を製作しました。八戸三社大祭のユネスコ無形文化遺産登録のお祝いをすると共に、今年市制88周年を迎える八戸市への期待や希望が込められた盛大な宴を表現しました。

朔日町

 

職員互助会

秀作 八戸市職員互助会:日本の国技「相撲」 天津神と国津神の国譲り起源神話

 待望の日本人横綱19年ぶり誕生に沸く大相撲のルーツは、神代の時代まで遡ります。この世は高天原の天上界の天津神と、出雲の国、地上界の国津神が有り、天津神を統べる天照大神は、国津神の国も我が子に統治させようと思い、国津神を統べる大国主命に国譲りを迫りますが、それを拒む大国主命の二男、建御名方神と、天照大神の遣わす建御雷神が腕を組み合い力競べをしたのが相撲の起源と伝わります。山車は第72代横綱稀勢の里の土俵入りと相撲の起源を表現しました。

互助会

 

鍛冶町若者連

秀作 鍛冶町附祭若者連:平安怪奇伝 羅生門の鬼

 京の都に夜な夜な鬼が出るという噂を聞き、源頼光の家来である四天王の一人渡辺綱が羅生門で鬼を退治するという場面です。
 上段に高札を持って馬にまたがる渡辺綱。中段は羅生門に現れる大きな鬼と鬼が化けた娘を対比させ、下段、左展開には源頼光と四天王の面々、右回転は切られた腕を取り返しに来た老婆に化けた鬼と綱、というように正邪をわかりやすく配置しました。

鍛冶町-min

 

内丸親睦会

秀作 内丸親睦会:阿弖流為(あてるい)

 古き時代、北の民蝦夷は国家統一を目論む大和朝廷に攻め込まれていた。そこに、かつて一族の神「荒覇吐」に背き追放された阿弖流為が、運命の再会を果たした恋人、立烏帽子と共に戻り、蝦夷を率いて立ち上がる。一方、朝廷は征夷大将軍に若くとも人望の厚い坂上田村麻呂を据え、戦火は更に激化していく。

 「北の狼」阿弖流為、「都の虎」坂上田村麻呂、民を思うお互いの義を認め合いながらも二人が決着をつけるときが来る。山車上段では、死して蝦夷を見守る阿弖流為と立烏帽子こと鈴鹿を表現しました。

内丸

 

吉田産業グループ山車組

敢闘賞・運行賞 吉田産業グループ山車組:
三社祭神と祭祀の神々 ~ユネスコ無形文化遺産登録を祝う~

 およそ300年の歴史と伝統を誇り、豊作祈願と報恩の為に始まった八戸三社大祭。その三社の御祭神と、ユネスコ無形文化遺産に登録された山・鉾・屋台行事にまつわる神々が、三社大祭のユネスコ無形文化遺産を祝福している場面を創作した。山車中央部には、大神楽・虎舞、展開部に、法霊神楽・笹の葉踊り・駒踊り・武者行列を配置。鳳凰船や松竹梅、さらに上段で鶴が舞っている事で、おめでたい様子を表現しました。

吉田産業

 

下組町山車組

敢闘賞 下組町山車組:三上山大百足 竜宮襲来

 瀬田唐橋に大蛇が横たわり、人々は恐れて渡れない中、俵藤太は踏みつけ渡ってしまう。その夜大蛇が娘に姿を変え藤太を訪ね、琵琶湖に住む龍一族が苦しめられている三上山の大百足退治を懇願した。藤太は山を七巻半する大百足に矢を射たが通じない。最後の矢に唾をつけ八幡神に祈念し射って退治する。

 山車は、歌舞伎の趣向も取り入れ、竜宮城でおもてなしを受けている所に大百足が現れ退治する場面。

下組町

 

青山会山車組

敢闘賞 青山会山車組:
祝・八戸三社大祭ユネスコ無形文化遺産登録 福徳円満・八戸三社祭神と宝船

 向って右展開には新羅三郎とえんぶりなど新羅神社を表現。左展開には法霊大明神と法霊神楽などおがみ神社を表現。そして中段には八戸の市制施行88周年、三社大祭のユネスコ登録を祝う七福神。上段には日本の最高神で、神明宮の御祭神でもある天照大御神。

 山車全体で、八戸三社大祭の益々の盛り上がりと八戸の福徳と円満を願っています。

青山会

 

十六日町山車組

敢闘賞 十六日町山車組:三国志・蜀建国記

 数多くの英傑が生まれ伝説となった三国志時代を最も急速に駆け昇った人物、劉備。その劉備の興した国、蜀の成立は今なお語り継がれる知勇の武将たちの活躍によって支えられました。

 山車では幾多の困難を乗り越え蜀の皇帝となる劉備を主役とし、伏龍に例えられた諸葛亮、鳳雛と称された龐統、華麗な知略を奮った軍師たちを左右展開に配置、勇壮に構える関羽を始め五将軍は山車中央でそれぞれの人物像を再現、豪華な山車に仕上げました。

十六日町

 

新井田附祭振興会

お囃子賞 新井田附祭振興会:南部八戸 新田御城下 ~弥栄の舞~

 左展開部には国の重要無形文化財のえんぶりを配置し、右展開部には地域の安全を守る町火消による纏振りと梯子のりを配置しました。中央上段には、三社大祭でもなじみのある、新井田の虎舞いと重地大神楽・松舘にある月山神社の神楽を配置し、中央下段には文化財である対泉院の蓮の花をいっぱい咲かせました。

 その様子を、山車上段から新田城主・新田政持が南部馬に乗って見守る創作山車の場面にしました。

 

新井田

 

新荒町附祭若者連

伝統山車賞 新荒町附祭若者連:伊勢新九郎 奇襲小田原城

 1495年、小田原の攻略に乗り出した伊勢新九郎は、小田原城主大森藤頼に贈り物攻勢をかけ油断させ、鹿狩りを口実に勢子や犬飼に変装させた精兵を大森領の箱根山中へ潜ませるとともに牛1000頭を密かに山へ追い上げた。そして夜になるのを待ち、牛の角に松明をくくりつけ、犬を放ち牛を追わせ、一斉に鬨の声を挙げ小田原城へと攻め寄せた。無数の松明や夜空に響く鬨の声により大森軍は大混乱に陥り逃げ出してしまい、新九郎は一夜にして小田原城を手に入れた。

新荒町

 

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